ソムリエ二次試験対策

ソムリエという職業

二次テイスティング対策

ソムリエ呼称試験一次試験通過した方、おめでとうございます！

長い長い勉強期間を超えてやっと合格してホッとする瞬間ですが

のんびりもしていられません。

これからは二次試験に向けて全力でワインを飲んでいきましょう！

二次試験対策で覚えておくこと

✅テイスティング練習のコツ

高いワインは飲まない！

受験者さんの中には高級なお店の女将さんや、ホステスさんなど

普段から高級なワインを飲み慣れている方、たくさんいらっしゃるかと思います。

ただ、二次試験のワインに高いワインは出ません！

練習の目安は3,000円以下のワインです。

主要なワイン用ブドウはしっかりおさえましょう。

ピノ・ノワール
カベルネ・ソーヴィニョン
メルロー
カベルネ・フラン
ネッビオーロ
サンジョヴェーゼ
シラー/ シラーズ
マスカット・ベーリーA
ガメイ

シャルドネ
ソーヴィニョン・ブラン
リースリング
甲州
ヴィオニエ
ミュスカデ

この辺りは一度は飲んでおきたい品種です。
例外でトロンテスなど出た年もありますが、ソムリエになる前に当てたら天才ですね。笑

品種よりも大切なことはテイスティングコメントの選択の正確さです。

グラスの外から見える外見、香り(✳︎ここが一番重要)、味わいをしっかり汲み取りましょう。

品種によって自分なりの見つけ出した答えで覚えると強い武器になります。

参考までに私の変わった覚え方を・・・。

香り
シャルドネ：コーンの缶詰(ニューワールドになるほど甘そう)
リースリング：タイヤ、ガソリン
ソーヴィニョン・ブラン：好き！　もともとSB大好きなので、美味しい！と思ったらSBです
甲州：香りはかなり消極的、だけどほんのり出汁っぽい香り
ヴィオニエ：お花
シュナン・ブラン：アップルパイ

など。何か一つでも参考になれば嬉しいなと恥ずかしながら書かせていただきました。

ワインの香りサンプル、というものも世の中には出回っています。
私は先輩に貸していただいて勉強しましたが興味ある方はぜひ。

少しお高いですが。。。


バーで協力してもらう交渉

家でブラインド・テイスティングをするにはかなり限界があります。

後になれば二次試験対策はスクールに行けばよかったなぁと思うことも多々ありますが

私はどうしてもスクールに払うお金が惜しくてケチくさい選択をしてしまいました。

バーの選び方についてです

✅ワインが何種類か置いてあるお店を選ぶこと

✅そこにソムリエがいることを確認すること

もちろんワインバーの店員さん、バーテンダーさんもたくさんワインを飲んで
詳しい方、たくさんいらっしゃいます。

が、試験となるとワインの見方を変えないといけません。
軽い、重い、美味しい、では通用しない試験です。

必ず先輩ソムリエがいるお店を選びましょう。

✅高いワインバーよりカジュアルなお店を選ぶ

世の中優しい同業者の皆さんがたくさんいて、お酒の代金だけでかなり勉強させてもらいました

あるところはテイスティングシートを出してくれて、答えを見てくださって
　(そこのマスターは個人でソムリエの勉強を教えていたそうです)

あるところは個室を蛍光灯にしてブラインドで出してくださったり
　(ブルガリアなど超マイナーでしたが。)

先輩たちは傾向と対策を分かってらっしゃるので、
近道でワインを出してくださり、またアドバイスもいただけます。

京都で勉強できるバーをお探しの方はご一報ください。
とっておきのバーをご紹介します。

注意点としてはバーでは口に含んだワインは吐き出さないことが鉄則です。

出していいとマスターの方から言われない限り飲み込むようにしましょう。

朝は論述用に教本の復習もお忘れなく

私が試験を受けたのは2016年。

なんと論述の試験が加わり、2次試験から3次試験に変わった時です。

今になると問題も予想される方も増えて対策が少ししやすくなってきました。

私たちの年は誰も予想もできなかったので、実力で挑みました。
結果ボロボロでした。笑
皆さんはプロの予想されている方の投稿をしっかり見て予習されてください。

皆さん仕事をしてらっしゃると思うので、夜しかワインを飲む練習はできないと思います。
朝の時間はしっかり有効活用しましょう。


まとめ

独学勉強組から一つアドバイスを申し上げるとすれば、

二次試験対策は人と関わることが必須になってきます。
皆さんが私みたいにバーでズケズケ話せる強者ではないと思いますので

バーでは静かに飲みたい方、人見知りの方、
スクールに通った方がいいと思います。
通わなくともスポットで教えてくださるクラスもこの時期たくさん出てきます。

ワインが嫌いになりそうなくらい、ワインを口にしないといけません。

完全オフの時はワインは一切のまず、ビールを飲んでいたくらいです。笑

ここを乗り越えればソムリエになるというゴールはすぐそこです。

皆さんがワインを早く楽しく飲める日を祈って・・・。

頑張ってください！


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